終身雇用が制度として崩壊し、転職や独立に抵抗がなくなり、組織に馴染まないサラリーマンは独立を目指して資格を取得しようとしています。そうした人が経験を生かし、すぐに開業できる資格を探してみます。まず行政書士です。自宅を事務所として使え、パソコン、電話があれば良く、短期間で開業できます。役所に提出する書類を代書するのが行政書士の主な仕事です。役所の許認可が必要な書類は専門知識が必要です。
そこで行政書士が書類を作成して提出します。車庫証明から建設業の許認可申請まで作成します。訴訟にならない程度のトラブルに関して、内容証明を作成する行政書士もいます。次に身近なものは社会保険労務士です。会社に採用されると、社員はさまざまな国の保険に加入します。社会保険労務士は主に企業に代わり各種社会保険に関する手続を行います。総務課経験者なら入り易いでしょう。
最近では会社と労働者とのトラブルを未然に防ぐためのアドバイスをするのも社会保険労務士の業務です。いずれも、サラリーマン時代の経験が役立ちますが、国家資格としての難易度は高いです。