2017年09月12日

これは店舗で売らない販売形態なんだけど

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通販は通信販売の省略した呼び方となります。この通信販売は実店舗を持たずして通信媒体を介して販売することを指します。この通信販売は複数の販売形態があり、テレビ、ラジオ、新聞雑誌広告、インターネットの4つに大きく分かれます。

この通信販売の販売側からの視点での特徴は実店舗を持たずして商品を売るため、商品の保管や取り扱いをする場所と人員を集約できることとなります。また実店舗のように商品をより良く見せたりお客さんが店内で快適に過ごせるような陳列や照明や空調対策が不要なことにあります。

そのため余計な経費を削減できるから実店舗で販売している商品よりも場合によっては安く販売することが可能となります。この通信販売を行う場合、テレビやラジオでの販売の場合は、商品を取り扱う場所とは別に、注文を受ける電話のコールセンターが必要となります。そこにはたくさんの電話を受けるオペレーターが待機しています。しかしそのコールセンターは一部では自前で用意して場合もありますが、大半は外部の専門業者に委託している場合もあります。一方で近年主役になりつつあるインターネットでの販売の場合は、この電話のコールセンターは不要になり、注文はすべて画面上での確認となります。一方で客側からの視点による通信販売では実店舗と違い、実際に商品を直接確認をすることはできません。商品はラジオでの場合は見ることができないから想像をするしかありません。またラジオ以外のテレビやインターネット、新聞雑誌広告の場合も画面や写真を見て確認しかありません。そのため細部の状態を独自で見て触って調べることは困難となります。そしてもう1つ客側からの視点では支払方法や商品受け取りも実店舗のようにはいきません。商品は注文した時点で受け取りはできず、何日か後で受け取りとなります。商品はどこかの宅配業者を介して配送されるため、受け取りが予想されるであろう日時には自宅待機をしておかないとなりません。これができなければ再配達などの手間と時間が増えることになります。また金銭支払いに関しても販売者は直接代金を受け取ることはできないので、支払方法はクレジットカード、銀行など金融機関へ先に振り込みがメインとなります。商品受け取りと同時に現金で支払いという方法もありますが、宅配業者が代行で受け取るため、代金引換手数料が余計にかかることになります。もちろん宅配業者を利用するため、商品には送料と称して配送料金が別途加算されるか、商品の中にあらかじめ含まれるかすることとなります。なので実店舗でも売られているような商品を、少額かつ1点だけのような買い物をしているなどしたら、送料や代金引換手数料の存在のために却って割高になる場合もあります。


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